2005年07月25日
エンジェルス・イン・アメリカ
最近見たTVドラマの中で、胸に沁みたセリフがあったので紹介します。
こんなセリフです──
『愛するのに失敗しても、愛してないんじゃない。心はとらわれている。愛してなきゃ楽だけど』(「エンジェルス・イン・アメリカ」第6話から)
「エンジェルス・イン・アメリカ」というTVムービー(全6話/6時間30分)がアメリカで話題になった。
原作はピュリツァー賞を取り、その後ブロードウェイで上演されトニー賞を獲得、さらにTVムービーとなってエミー賞11部門を受賞、またゴールデン・グローブ賞ではミニ・シリーズ/TVムービー部門で5部門完全制覇……などなど、各界で絶賛された作品だ。
このドラマは、1980年代のニューヨークを舞台に、同性愛者とエイズ禍が引き起こすさまざまな人間模様を描きながら、政治・人種・宗教や生死観などを掘り下げようとしている。
ユダヤ人青年ルイスは、ゲイの恋人プライアーからエイズであることを打ち明けられ動揺する。そしてプライヤーが入院しエイズの症状があらわになり始めると、ルイスはおびえるように彼のもとを去り、ほかの男と親しくなっていく……。
ドラマは、この出来事をひとつの支流に、さらにさまざまな支流を呑み込みながら全6話で6時間30分という大きな流れをつくっていく。
ルイスとプライアーは、その後それぞれに運命の変転に見舞われる。(この辺を細かく書くと、これから見たいと思う人に差し支えてしまうのでカット)。
最終話に至るところでふたりは再会する。プライアーは、ルイスの裏切りをなじる。するとルイスが、冒頭のセリフを吐き、自分の心のあるがままを伝えようとする場面になる。
『愛するのに失敗しても、愛してないんじゃない。心はとらわれている。愛してなきゃ楽だけど』
同性愛とか異性愛とかを超えて、この言葉には人の心の切なさを感じた。
と同時に、自分が「愛するのに失敗」ばかりしてきたんじゃないだろうか、と思った。
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Posted by love40 at 15:24
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