2005年07月25日
マルガリーマン、そして五厘刈り
丸刈りのサラリーマン「マルガリーマン」が増えている。
そもそもはベッカムやヒデの丸刈りから流行り始めたのだそうだけど、あのヒトたちは元がカッコイイから似合うんであって……。と言ってしまったらオシマイかもしれないけど、やはり事実は事実。
丸刈りにしたことで、えなりかずきになってしまったヒトや、サンペイデス!がにじみ出てしまったヒトや、さらには方向違いというかニュアンス違いで竹中直人をホウフツとさせることになってしまったり……、事件はそこらじゅうで起こっている。
ま、こればっかりは自分が満足すればいいんであって、それこそがファッションの原点なのであって、他人がとやかく言っちゃいけないのかもしれない。
ただね、僕からひとこと言わせていただくと──
「“丸刈り”というものは、とっておくものなのだ」
と言いたい。これはどういう意味かというと──
僕は以前、広告代理店に勤めていたのだけど、日頃から何かとトラブルが起こるわけで。たとえば校正ミスとかで、商品の問い合わせ先の電話番号が間違っていたり、値段がヒトケタ違っていたりして、それがそのまま新聞や雑誌広告に出てしまって大事件になったりする。その対応策がたいへん。
何はさておき担当責任者はクライアントに謝罪に行くのだけど、その時こそ“丸刈り”──正確には、このような場合は謝罪の意を表す“坊主頭”となって神妙におもむくわけだ。坊主にしたから許してもらえるっていうほど甘いものではないのだけど、その意欲だけは多少なりとも買ってもらえる。この「多少なりとも」がとても大切。
とまあ、そういうわけで、“丸刈り”というものは、いざという時のためにとっておくものなのだ。ミスというものは、何も広告代理店だけに起こるものではなく、どの仕事場でも、どんなシチュエーションでも起こりうるのだから、この“謝罪ファッション”は貴重なのだ。
しかし! すでに「マルガリーマン」として市民権を得て、“負のファッション”から“正のファッション”へと格上げされてしまった丸刈りは、謝罪としては使えなくなってしまったのだ。ザンネン!
古臭いかもしれないけど、男の美の要素として“いさぎよさ”をぜひ入れておきたい。その意味で、清原番長の“気合いの五厘刈り”は、美しい。けど、コワい。
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Posted by love40 at 15:31
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