2005年07月27日

デザインバーコード


デザインバーコード“妖精のいたずら”と僕が呼んでいるものがある。
“妖精のいたずら”とは、(1)ふだんは人が気にもしない、ささやかで、ちっちゃな事柄に(2)楽しいいたずらを仕掛けて(3)しかも、けっして誰の迷惑にもならない、という3つほどの特徴を持っている。

たとえば『コアラのマーチ』というお菓子には、時々“眉毛のコアラ”がまざっているけれど、あれは、いちばん最初「ふつうの(眉なし)コアラだけじゃつまんないヨ。たまには眉毛のあるヤツがいてもいいよネ!」と“妖精のいたずら”が作用して生まれたものだと、僕は勝手に思っている(笑)。

昔、僕が持っていたレコードで、レコード盤の真ん中のラベルがうず巻状になっているものがあった(誰のかは忘れてしまった)。プレイ中、グルグル回転しているのを見ていると、目がまわってしまうのだ。迷惑というより、子供の僕には楽しくて、これも“妖精のいたずら”だと思った。

ま、そんなような感じで、“妖精のいたずら”はそこかしこにひそんでいて、それを発見したときには、なんとも言えない幸せな気分になる。
上の画像で紹介している『デザインバーコード』というものにも、“妖精のいたずら”がいかんなく発揮されていると僕は思った。

機能性のみを目的に表示されていた従来のバーコードは、どことなく殺風景であったけれど、このようにデザインがほどこされると、あたたかみがあって思わずほほえんでしまう。
今年2月からサントリーの『アミノ式』『カテキン式』で採用されているデザインバーコードで、当然ながら、バーコード本来の役目は充分に果たしている。

ごく最近のニュースでは、カルビーが『じゃがりこ』のカップデザインを、発売10周年を記念してリニューアルする際、デザインバーコードを採用し、7月上旬から発売するそうだ。「ロウソク篇」「じゃがいも篇」「2頭のキリン篇」「背伸びキリン篇」と4種類のデザインがあるらしい。
また、ジャスコ限定販売の『ポップコーン 黒胡椒味』『ポップコーン チーズ味』 にもデザインバーコードが採用されるとのこと。

このデザインバーコードを開発した吉田稔さんは、新聞広告のコンテストで、バーコードをテーマに作品を制作。その作品が入賞したおりに、バーコードの機能などを徹底的に調べ上げ、バーコードにデザインの余地がまだあると気づき取り組んだそうだ。

冒頭の言葉に重ね合わせると(1)ふだんは人が気にもしないバーコードに(2)楽しいいたずら(デザイン)を仕掛けて(3)しかも、けっして誰の迷惑にもならない──“妖精のいたずら”が生まれたというわけだ。

“妖精のいたずら”は、人が生むもの。

吉田さんは、デザインバーコードを商品化(特許出願中/商標登録申請中)し、いまは『デザインバーコード社』という会社を運営している。

妖精が、吉田さんに微笑んだわけだ。

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( 人気ブログRanking☆ )   今日、スーパーに食材を買い足しに行っていた時、 初めて気づいたんですけど、     知ってました??   ・・・・バーコードがこんなコトになってるなんて Σ( ̄□ ̄)!!  
こんなコトになってるなんて・・・【『 ダイヤモンド★ライフ 』】at 2005年07月30日 22:49