2005年10月10日

那覇で、全長200メートルの“世界一の大綱引き”


那覇の大綱引き沖縄だから「オキナワ」→「オオキイナワ」→「オオツナ」→「オオツナ引き」ということかと思ったら、「那覇大綱挽」は琉球王朝時代からの伝統行事で、けっしてダジャレから生まれたものではなかった。

共同通信(10月9日付)によると──
『直径1・56メートル、全長200メートル、重さ約43トンの綱で綱引きをする伝統行事「那覇大綱挽」が9日、那覇市内の国道で行われた。使用された大綱は1997年、ギネスブックに世界最大と認定された那覇大綱挽のものよりも長さと重さが上回り過去最大』とのこと。

全長200メートル!
あの怪獣モスラの幼虫が(歴代中、最大のもので)180メートルという想定だから、それより長いことになる。凄い!

さらに記事を読んでみると──
『小雨が降る中、参加者と見物人合わせて約28万5000人(主催者発表)が集まった。東西2チームに分かれて綱引きは行われた。午後4時半ごろ、参加者らは「ハーイヤ」の掛け声や太鼓の音に合わせ、大綱に結び付けられた枝綱を懸命に引っ張りだすと、開始後約17分後に西側が勝利した』

参加者と見物人を合わせると、約28万5000人!
満員御礼の甲子園球場“約6個分”の人、人、人、人、人……
「ハーイヤ! ハーイヤ!」のかけ声が飛び交い、東西に巨体を伸ばした大綱が、ズズ、ズズ、ズズズッとうごめく17分間の攻防!
ああ、一度でいいからナマで見たいものだ!

ところで、僕がひそかに「ありんこ写真」と読んでいるものがあって、つまり、いまここで見ているような写真もそれにあたり、じつは、僕はとても好きなのだ。

「ありんこ写真」の定義は、(1)おびただしい数の人間が写っていて(2)その人たちはひとつの目的のために居合わせ(3)みんな熱中している──といった感じだろうか。

子供のときに、庭の隅にお菓子のかけらなどを置いておくと、いつのまにか蟻の大群がやってきて、みんなでセッセセッセと運んでいるのを眺めていると、その一致団結した姿がなんとも頼もしく、また楽しそうに見えた記憶がある。
しかし蟻だって、一匹一匹リサーチしてみれば、きっとマジメ一筋の働き者ばかりでなく、怠け者やヘソ曲がりや腹黒いヤツやいろんなのがいるはずで、でも、「お菓子を運ぶゾ!」と声がかかると「エイエイオー!」と気持ちをひとつにして頑張るわけだ(と僕は、勝手にそう思っている)。

人間もじつはそうで、おびただしい数の人間が集まれば、そこに居合わす一人一人は性格も違えば境遇も違う。幸福だったり、あまりそうでなかったり。悩みも夢も喜怒哀楽も、みんな千差万別に異なる。いいヤツもいれば、ワルもいるかもしれない。
でも、ほら、写真を見てほしい! このときばかりは「綱引きをやるゾ!」と誰かが声をかければ、みんなが「エイエイオー!」と心ひとつに頑張るじゃないか!
この力強い光景に、僕は人間の一致団結の凄さを感じる。

そう、これが僕の好きな、とても素晴らしい「ありんこ写真」。


【ほかにもこんな“ありんこ写真”があります】
人間の塔 in スペイン
151人がスカイダイビング“フォーメーション世界記録”

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先月末沖縄に行ってきた。これで沖縄を訪れたのは5回目。今までと違うのは相方がかみさんじゃない事(地元の友達)と観光より移住の為の情報収集が目的である事。3泊の旅行だけど行き帰りの日は殆ど移動だけになってしまう為実質2日のみである。また、夏好きな私が今年は夏....
沖縄旅行記(05/09/26-29)【レッドパールの気まま日記】at 2005年10月20日 07:02
この記事へのコメント
ふたつほどツッコミを!

●怪獣モスラの幼虫と比べて、凄い!と思える
あたり、男のロマンを感じます。
わたしとしては、比較の対象として
モスラの幼虫って…なんのこっちゃら。笑。

●アリンコ写真って、おもしろいー。
しかし、この写真のくす玉!
いったいどうやったらこの高さに吊るせるのか?
かなり高いところにありません??
Posted by hi-yo(ハイヨ) at 2005年10月11日 11:45
>蟻だって、一匹一匹リサーチしてみれば、きっとマジメ一筋の働き者ばかりでなく、怠け者やヘソ曲がりや腹黒いヤツやいろんなのがいるはず

何かで読みました。働き者の蟻だけを集めて働かせると半分は怠け出す。また、怠け者の蟻だけを集めると半分は働きものになるとか。
綱をひいている人の中には、綱にぶら下がっているだけの人がいるかもしれません。

それからゴルゴをお書きなんですね。道理でぐいぐい引き込まれる文章でいつも楽しませていただき有難うございます。
Posted by のびぃ太 at 2005年10月11日 16:58
●●●hi-yo(ハイヨ)さんへ●●●
>モスラの幼虫って…なんのこっちゃら。笑。
アッハッハッハ!
そうでした!
モスラって最近活躍してないんですよね。
ゴジラだったら現役ですけどね。
イモ虫系の怪獣ってほかに何がいましたっけ?
ヘビでもいいんですけど・・・(笑)
>この写真のくす玉! いったいどうやったらこの高さに吊るせるのか?
確かに!
唐突に浮いているようにも見えますよね。
くす玉ってときどき割れずに失敗することがありますが、この高さで割れないと、かなり悲惨ですね(笑)
Posted by オヤジライター at 2005年10月12日 07:56
●●●のびぃ太さんへ●●●
>綱をひいている人の中には、綱にぶら下がっているだけの人がいるかもしれません。
いそうですね(笑)
お神輿なんかでも、そんな感じの人っていますよね(笑)
>ゴルゴをお書きなんですね。
いままでずっと伏せていたんですけど、なるべく僕のことを知っていただいたほうがいいかなと思ってプロフィールに書き加えました。
「ラブ・フォーティ」や毎日の身辺雑記と、ゴルゴではかなりイメージが違うと思うんですけど(笑)
>道理でぐいぐい引き込まれる文章でいつも楽しませていただき有難うございます。
こちらこそ、これまでずっと読んでいただいてとても感謝しています。
本当にありがとうございます!
のびぃ太さん、これからも何とぞよろしくお願いします!
Posted by オヤジライター at 2005年10月12日 08:08
>子供のときに、庭の隅にお菓子のかけらなどを置いておくと、いつのまにか蟻の大群がやってきて、みんなでセッセセッセと運んでいるのを眺めていると、その一致団結した姿がなんとも頼もしく、また楽しそうに見えた記憶がある。

うわ〜。無茶苦茶懐かしいです^^
ジッと見ちゃうんですよね。背負っているランドセルが暑くてたまらない真夏なぞ、フト、道の端っこに出来ている蟻の行列見て、子ども心に色々と思った記憶が。。。
近頃はいずこもアスファルトな上、しゃがみ込んでアリさん見る余裕もないなぁ。。。子どもが生まれたら出来るかしらん^v^
Posted by mihoris at 2005年10月15日 08:50
●●●mihorisさんへ●●●
>うわ〜。無茶苦茶懐かしいです^^
でしょう!
>近頃はいずこもアスファルトな上、しゃがみ込んでアリさん見る余裕もないなぁ。。。
そうですね。
たまにアスファルトの上にアリを発見しても、土の上のような自然の営みが感じられなくて、アリが可哀想ですね。
>子どもが生まれたら出来るかしらん^v^
可能性、大ですね。
子どもって小さくて視線が地面に近いから、自分の足元に、大人が気がつかない意外な世界を見ていることがありますよ。
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年10月15日 21:04