2005年11月13日

横田広明へ乾杯!


★★★★★オヤジ通信(vol.8)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。きょうで8回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓

ボクサー・横田広明昨夜、仕事が終わって机の上を整理し終わったのが、夜中の12時。
それから、僕は家を出た。
最近では、そんな時間から酒を飲みに行くことはないのだけれど、きょうだけは祝杯をあげたかったのだ。

うちの近所に、少なくとも午前3時頃までは平常で営業している店が一軒、さらに客がいれば朝6時頃まで飲ませてくれる店が一軒、そして朝の8〜9時頃、通勤の気配などお構いなしに連日ロックをつまみに飲める店が、それぞれ程良い距離にある。
時間を気にせず飲む舞台としては上々。

さあ、祝杯だ。
何の祝杯?
プロボクサー・横田広明選手の勝利への祝杯だ!
44歳のオヤジが、最年長勝利記録を更新しての快挙。
うれしい。
よくぞやった。

共同通信(11月12日付)によると──
『国内現役最年長のプロボクサーで元日本スーパーバンタム級王者の横田広明選手(44)が12日、神奈川県茅ケ崎市の同市総合体育館で行われた復帰2戦目に判定勝ちし、自身の最年長勝利記録を更新した。
横田選手は同級王座を3度防衛、世界挑戦もしたが1998年、日本ボクシングコミッション(JBC)が定める年齢制限で37歳で引退。JBCの規約改正を受け、昨年11月に約6年のブランクを経て3階級上のライト級で現役復帰し、初戦の勝利で最年長記録を打ち立てた』

つまり、37歳のとき、横田選手は自分の意志で引退したのではなく、JBC規約に従って一度引退。ところがその後、横田選手はこの年令制限の改定を求め、JBCに何度も嘆願書を持ち込んだ。
その日々、なんと6年間。
ここでぜひ想像してみてほしい。年令制限の改定の可能性などほとんどゼロに等しい日々をこらえながら、しかも「万に一つ」改定が実現したとして、そのあまりにも可能性の低い実現に向かって、体を鍛え心を鍛え志を鍛え続けていた、ひとりのオヤジ。

記事は次のように結んでいた──
『約1年ぶりとなる復帰2戦目も初戦に続きライト級で出場。序盤から14歳年下の相手選手のパンチを巧みにかわし、顔面に効果的なパンチを当て続けた。
 横田選手は試合後「名誉な記録だと思う。44歳での勝利は一生の記念です」と笑顔であいさつし、観客の大きな喝采(かっさい)を浴びた』

結局、その夜、僕は3軒の店を朝方までハシゴしたのだけれど、横田広明の話をしている客には出会わなかった。どの店も割合と若い客で、それぞれの話題に夢中だった。
僕のほうから「44歳オヤジ・ボクサー」のことを誰かに話しかける気は最初からなかった。そのことを本当に話したいというヤツが現れたらうれしいな、と思っていたのだ。残念ながら横田広明の話は出ず、僕はなんとなくロックを聴きながら、心の中でひそかにオヤジ・ボクサーへ祝杯を差し向けた。

44歳という年齢にパンチ、JBCの決まり事にパンチ、そして、加久時丸というオヤジのハートにパンチをくれた横田広明さん、ありがとうございます。


ワンクリックで投票していただけると、たいへん嬉しいです!

この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/love40/tb.cgi/50217492
この記事へのコメント
こんばんは
横田弘明ってボクサーは 知りませんでしたが
実は 俺も40代なので 勇気が沸いてきますね
今年 余儀なく転職することになったのですが
家族には 大丈夫 絶対 なんとかなるからと
そうは 言ってても内心 不安が いっぱいでした
運よく 知り合いの 紹介で 再就職できたときは
ホントに ホッとしましたが
また よし こんな俺でも まだまだ 頑張れる!
って そんな気になったのを思い出しました
Posted by ふぁず at 2005年11月14日 01:01
●●●ふぁずさんへ●●●
>実は 俺も40代なので 勇気が沸いてきますね
そうですか!
40代は、味わいの深い年齢ですよ。
>家族には 大丈夫 絶対 なんとかなるからと・・・
僕も同じようなことが・・・
>よし こんな俺でも まだまだ 頑張れる!って そんな気になったのを思い出しました
これからですよ!
「横田弘明」というひとつの目標、ひとつの励みを、僕たちは得たわけですもの。
さあ、僕らは僕らのリングへ、いざ!
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年11月14日 10:04