2005年11月19日

くだもの革命


最近、果物が“変身”を余儀なくされているらしい。

皮ごと食べられるブドウ皮がむきやすいミカン切ったあと時間がたっても変色しないリンゴ……。
いずれも、その発想の原点に「手間のかからない食べものにしたい」ということがあるそうだ。

通常のブドウなら、食べたあと皮を吐き出さなければならないし、種がある場合は口の中で選り分けなければならない。
ミカンは皮をむくわけだけれども、厚い皮だと、むくこと自体が大変だし、力の加減で中身まで爪が食い込み汁が飛び、食感さえ損なわれることがある。
リンゴの場合、皮をむいて切り分けたが最後、一目散に食べないとみるみる茶色く変色してしまう。
……などなどさまざまな理由があって、くだものが「面倒くさい食べ物」「厄介な食べ物」として敬遠されるようになってしまって、事実、消費量が近年落ち込んでいるのだそうだ。

一概には言えないのだけれど、くだもののライバルは「コンビニで手軽に買えるゼリーやプリン」(産経新聞11月16日付)なのだそうで、確かに容器をパコッと開けて、スプーンをスルッと差し込み、ペロンと簡単に食べられる。
パコ・スル・ペロンにくらべると、果物を食べるという行為は、まさに指先と舌先と歯先の曲芸であって、将来に至っては中国雑伎団級の至芸と目されるようになるかもしれない(苦笑)。

目にも留まらぬ速さでケータイ・メールが打てる人間なのに……


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この記事へのコメント
チャップリンの映画かな、座っているだけで食べ物を口に運んでくれる機械を見たような記憶があるのですが、人はどこまで怠け者になれば気が済むんでしょうか。
Posted by のびぃ太 at 2005年11月19日 22:54
●●●のびぃ太さんへ●●●
>チャップリンの映画かな、座っているだけで食べ物を口に運んでくれる機械を見たような
>記憶があるのですが、人はどこまで怠け者になれば気が済むんでしょうか。
かと思うと、同じチャップリンの映画で、飢餓状態の中で靴を食べることだってあるし・・・
放っておくと、人間って何でもやるんでしょうね(苦笑)。
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年11月20日 00:18
>目にも留まらぬ速さでケータイ・メールが打てる人間なのに……

大爆笑。

でも、皮が剥き易いオレンジや、切り易いカボチャはちょっとウエルカムかもしれません。。。A^v^;

P.S.
みかん、冷凍でなく、キンキンに冷やした時、甘皮(というのでしたっけ?)を剥かなくては食べられない人でも、剥かなくても食べられる味になる気がするのは私だけでしょうか。。。

Posted by mihoris at 2005年11月23日 17:27
●●●mihorisさんへ●●●
>でも、皮が剥き易いオレンジや、切り易いカボチャはちょっとウエルカムかもしれません
確かに! ところで・・・
もっともっとヘロヘロに剥きやすいバナナなんて、きっと始末におえないでしょうね(笑)
あと、皮のあたりのほうが圧倒的に美味な栗とか・・・扱いに困るかも。
>みかん、冷凍でなく、キンキンに冷やした時、甘皮(というのでしたっけ?)を剥かなくては
>食べられない人でも、剥かなくても食べられる味になる気がするのは私だけでしょうか。。。
いえ、世界じゅうにいると思いますよ、僕を含めて、きっと(笑)
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年11月24日 09:35