2005年12月03日

クイズ


これは何?きょうはちょっと趣向を変えて、クイズ形式の文章で始めたいと思う。
クイズは単純なもので、下記の文章の◯◯◯の部分を文字で埋めよ、というものだ。3文字で、すべて同じ単語。では、どうぞ。

『栄養学者のフィオナ・ハンター氏は「英国で定期的に◯◯◯を購入しているのは1600万世帯です。でも時折、聞かれる不満はただ一つ、本物の◯◯◯は伸びが悪いということなんですよね」とコメント。同氏は「◯◯◯は数千年の昔から食事の一部。重要なことは◯◯◯を薄く塗ることなのです」と語った』(ロイター通信12月1日付より)

いかがでしょう。わかりました?
◯◯◯は、数千年前から食事の一部で、英国では相当数の家で食べられている。1600万世帯というと、英国全世帯の6割くらいか?
ただ、◯◯◯は薄く塗ることがむずかしい。むずかしいと不満を募らせながらも、数千年間みんな食べているんだから、人間って辛抱強い。
そこで英国イーストサセックスに本社を置くアルフィール・イノベーションズ社があるものを考案し開発した。上の画像が、それ。
その名は『◯◯◯ウィザード』(ウィザード:魔法使い、名人)。

どうです、ピンときました?
かなりの人がわかったのではないかと思うのだけれど、さらに伏せ字のままロイター通信の記事を続けよう。

アルフィール・イノベーションズ社は『《◯◯◯ウィザード》なる携帯用の温度制御付きの◯◯◯容器を発売。◯◯◯を伸ばすのに最適な摂氏18.5度に保つようにできている。《◯◯◯ウィザード》にはファンが取り付けられ、温度を制御するコンピュータチップが組み込まれ、柔らかな食パン、かりかりに焼いたトースト、繊細なビスケットなど食材のテクスチャーに従って、適正温度に微調整することが可能だ』

ということで、もう完璧におわかりいただけただろう。
確かに、冷蔵庫から出したばかりの◯◯◯=バターって、パンの上にきれいに伸びず、固くゴロゴロしたまま、場合によってはパンに穴が空いちゃったりして……。しかしながら人間は長いことそのような境遇に甘んじてきたわけで、「だって、バターってこういう食べ物なんだもの」というあきらめが、いらだちを封じてきたわけだ。

数千年にわたって避けようのなかった、いわば「天災」とも言える、固すぎたりドロドロすぎたりしたバターの災難を、アルフィール・イノベーションズ社は払拭したわけで、この「なめらかなバターの塗りごこちである最適18.5度を実現した」功績は、じつに素晴らしい。

じつに素晴らしいんだけれど……、なんだか笑ってしまう。
偉いような、バカバカしいような(笑)

バターウィザードは英国で34.95ポンド(約7200円)とのこと。


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この記事へのコメント
そうそう!!
バター派の私は、思わず拍手しそうになっちゃいました♪
ホテルで出されるバターのような、あのちょうどいい感覚がこの器具で出来るんですネ!
7200円かぁ。ちょっと高いデス。
でも欲しいな〜♪
Posted by mihoris at 2005年12月04日 20:43
●●●mihorisさんへ●●●
>「ホテルで出されるバターのような、あのちょうどいい感覚が!」
おお、ナイスコピー!
このコピーから、美味と贅沢感が伝わってきますよ。
これだったら7200円は、お値打ちかも。
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年12月05日 00:44
きゃ☆
tokimaruさんにお褒めの言葉を頂けるなんて^o^pp
宣伝会議の賞、もらえるかしらん(笑)
Posted by mihoris at 2005年12月05日 21:11
●●●mihorisさんへ●●●
>宣伝会議の賞、もらえるかしらん(笑)
あそこの賞は「芸」をしないといただけないですから、むしろ「実」を重んじる欧米系の賞かな?(←相当にいい加減に言ってます〈笑〉)

本当にいいコピーだと思っていますよ!
「実(じつ)」がある。
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年12月06日 07:27