2005年12月09日

JR水道橋駅に、傘の自動販売機


傘の自動販売機かつてスピルバーグの『マイノリティ・リポート』を観た際、殺人未然予防システム確立を社会背景に、クルマや人間は空を飛び、スパイダーなる人物認証ロボットがうごめく西暦2054年という“超”未来に、雨が降ると、人々は依然としてフツーの傘をさして街路をゾロゾロ歩いている光景に出くわした時、暗澹(あんたん)たる気持ちにならざるをえなかった僕にとって、傘の話というのは、これから50年後も解決できない(苦笑)悲しきデスティニーのように思えて、「傘=人類史上の無策」のようにとらえてきたフシがある。

したがって、次の記事(asahi.com12月6日付)を読んだときも、ある種の脱力感がつきまとって仕方がないけれど、「人間らしい話題」ではある──
JR水道橋駅傘の自動販売機が登場した。設置元の東日本キヨスクによると、傘を売る本格的な自販機は初めての開発という。 商品は400円のビニール傘から1000円の折りたたみまで3種類。にわか雨のときは商品補充が追いつかない人気ぶりで、売り上げは同じ駅構内のキヨスクを上回る』らしい。

ということは、自販機設置はとりあえず成功したと言っていいのではないだろうか。
おめでとうございます!

しかしながら、このめでたい記事は次のように終わっている──
『とはいえ、当然ながら、晴天時の売り上げはほとんどない。あまりにもムラのある稼ぎぶりに、ほかの駅にも広げるかどうかは「検討中」』という。

稼ぎぶりにムラがありすぎて悩んでいらっしゃると……

だって、相手は雨だもんな……(苦笑)


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この記事へのコメント
コロッケ(オランダ)携帯電話(イギリス)やiPod(アメリカの空港)の自販といい勝負ですネ(目のつけどころが)。

>人々は依然としてフツーの傘をさして街路をゾロゾロ歩いている


ボタン一つで腕から傘が出るとか、動くビニールハウスみたいの(小学生の時、傘さすのが下手で、真剣に思ったものでした*笑*)があるとか、SF世界観を極めて欲しいですね。
予算が回らなかったのかなぁ。。
それとも、欧米やアジア地域の人はやっぱり雨にそこまでこだわりがないのかなぁ。。。
Posted by mihoris at 2005年12月12日 14:32
●●●mihorisさんへ●●●
>SF世界観を極めて欲しいですね。
傘だけ、こんなにテクノロジーから取り残されるなんてヘンですよね。
>予算が回らなかったのかなぁ。。
頼るは、ドクター中松ですか(笑)
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年12月12日 22:33