2005年12月21日

函館・熱帯植物園のニホンザル


函館の温泉ザル北海道函館市の湯川(ゆのかわ)は温泉の街として有名で、そこの市営熱帯植物園で飼育されているニホンザルは、園内の「サル山温泉」を愛用しているそうだ。
asahi.com(12月14日付)の記事によると、13日は零下7.8度と厳しい冷え込みとなり、122頭いるサルたちはお湯からほとんど離れようとしなかったらしい。

働きもせず、温泉三昧。
風呂の縁(ふち)に頭をのせ、ひたすら惰眠をむさぼる、その姿。
「ああ、極楽、極楽……」
来訪した見物客は寒中にたたずみ、湯ザル軍団をうらやましがるばかりなり。

ところで、湯ザル軍団の話はひとまず置いておいて──
僕には、取り越し苦労というのか若干悲観的なところがあって、たとえば、どこか話題のレジャースポットへ遊びに行くことを計画する端から、そこで遊んだあとに人混みにもまれながら疲れきって帰る自分を想像してしまい怖じ気づいてしまうことがよくある。

あるいは、雑誌などでいま人気の飲食店などの特集に目が行くと、その店のエントランスの写真などでも掲載されていようものなら、そこから長蛇の列がつらなり、その最後尾にげんなりした表情で並んでいる自分を想像してしまう。

したがって、悦楽とか歓喜というものに、素直に突進できないタチなのだ。
楽しいことを後先(あとさき)考えずにたっぷり楽しめばいいのに、わざわざ憂いのタネを見つけては、そのタネを気にかけ、楽しみを半減させてしまう。なんとまあ、損な性格!(苦笑)

そういう僕から、先ほどの湯ザルたちを見ると、一見「ああ、極楽、極楽……」と見える彼らも、じつは、いつかは湯から出なければならない時が必ずあって、その瞬間、あの体毛からしたたる湯水がたちまち凍りつく状態があるはずで、いかに体をめいっぱい揺さぶったとしても、毛一本一本には微量な残り水が付着しているわけで、それが氷結し、冷え冷えとへばりついて、あたかも氷の衣(ころも)のごとくなった瞬間はさぞやつらかろうに、と想像するだけでこちらまで身震いしてしまう。

そんな思いで画像を再度見ると、このサルの安堵の表情が不憫で不憫で……(苦笑)


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この記事へのコメント
いいなぁー

お猿さんみたいに、癒されたい。

寝不足で、まぶたが重い。

布団に倒れこみたい。

明日から3連休だけど、やること色々。

お互いにがんばりましょうねー。

オーレ 松尾
Posted by オーレ 松尾 at 2005年12月22日 19:06
●●●オーレ 松尾さんへ●●●
オーレ 松尾さん、こんにちは!
年末でドタバタしていて、ご返事が遅くなりました。
たいへん申し訳ございません。
>お猿さんみたいに、癒されたい。
アッハッハッハ! その気持ち、凄くわかります!
いっそのことお猿さんになって、街なかを逃げ回りたい感じです(笑)。
>布団に倒れ込みたい。
あら、ま。
布団にさえ近づけないなんて・・・(涙)
>お互いにがんばりましょうねー。
オーケー!
がんばりましょう!
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2005年12月24日 14:19
爆笑。
寝かけているようなおサルさんは絶対にのぼせてますね。笑。
Posted by mihoris at 2006年01月08日 17:07
●●●mihorisさんへ●●●
>寝かけているようなおサルさんは絶対にのぼせてますね。笑。
でしょうね。
でも、このサルは自分がのぼせていることを知りつつ湯から出られないんですよ、きっと。
“To be , or not to be, that is the question.”
翻訳すると──
「のぼせるか、凍えるか、それが問題だ」
Posted by オヤジライター加久時丸 at 2006年01月12日 14:11