2005年12月20日
タイム誌の「今年の人」
米誌『タイム』の「今年の人」に、ロック界の大物・U2のボノ氏(中央)と、ビル・ゲイツ氏(左)とメリンダ夫人(右)が選ばれ、表紙を飾った。選出理由として「正義を再構築し、後に続くようわれわれに働きかけた」と指摘している。
凄い表紙だ。
とくに、ボノの存在感!
まるで、大富豪夫妻を両脇に組み従える、凶悪な誘拐犯……のようにも見える(笑)。
「ただじゃおかねーぞ」と、ボノの目が威圧している。
そう言えば、心なしかビル・ゲイツ氏の目はおびえ、口もとが引きつっている。
ところでゲイツ氏の妻のほうは、どうだ?
うーむ。ボノの危険なオーラに、さほど動じていない様子。
むしろ「あたしに手出ししたら容赦しないよ」と言わんばかりの確固たる眼光。
この3人の中では、ただひとり口もとを“への字”に締め、落ち着き払っている。
じつはこの人が“凶悪犯”ボノのボスだったりして……(笑)
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2005年12月12日
モーツァルト少年
人間というのは、どうしても自分を基点に考えてしまうもので、自分が慣れ親しんだものを中心に物事を語ることが多い。
たとえば、SMAPの木村拓哉さんの世代の人が、俳優・田村正和さんの数十年前の青年時代を見ると、つい「若い頃の田村正和って、キムタクに似てるじゃん」と言ったりすることがある。正確には、田村正和のほうが先に生まれ先に活躍してるのだから、「若い頃の田村正和が、キムタクに似てる」のではなく「キムタクのほうが、田村正和に似ている」と言うべきなのだろう。
ちょっと前の話になるけれど、ある飲み屋で「ビートルズ」の音楽がかかっていたら、若いヤツが「これって、オアシスっぽいね」と感想を漏らしていた(苦笑)。
一応説明を加えると「オアシス」というのは、英国のロックバンドで確か10年ほど前にデビューし、いまやカリスマ的存在と言っていいのだろう。とは言え、いまさら念を押すまでもなくビートルズはそれよりさらに30年以上も前に現れ「ロックを創始した」と言っても過言のない存在だ。
ビートルズ知らずの若者の発言「このバンド(ビートルズ)って、なんかオアシスっぽい」のではなく、歴史的系譜的に言っても“その逆”であることくらい知っておいたほうがいいのでは……、と思いながら、僕はカウンターの一番端で“お湯割り焼酎梅入り”をちびちび飲んでいた。
ロックの歴史としてはごく初歩的なものであるにもかかわらず、それを知らないその若者に対し、僕は不思議にも「ま、そういう聴き方も、けっこう楽しいかも」と、途中からふと思い直してしまった。
ま、人間の知識なんて、大なり小なり、こんなもんだろう、と。
けっこういい加減なものなのだ。いい加減なりに楽しいのだ。
ところが、トシをとるにつれて“自分流の見方”がこわばってきて、やたらと知識や経験が邪魔をしてくる。多少“自由気まま”でないと窮屈で仕方がないって言うのに。
ま、そんなことを思っていたら、おあつらえ向きのブツを見つけた。
画像をご覧あれ。なかなかのイケメン。てゆーより、美少年と言うべきか。
衣装がクラシックなだけに、“今の人”には見えないだろうけれど、この際、この人が200年以上も前の人物だと言うことは忘れてしまうことにしよう。
ぶっちゃけ、今ならジャニーズに入っても何ら遜色がないルックス、と思うけど、どう?
音楽的才能もバツグン!
名前は「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」。
この時、年齢は12歳くらいと思われる。
今だったら『イケメン天才・モーツァルト、ジャニーズに入団!!』なんてな(笑)。
つい先日、スイス中部のトゥーン湖畔のホテルで発見された、彼の少年期の肖像画なのだそうだ。肖像画だから、実物より“良さげ”に描かれているとしても、これはかなりの美男を予感させるものがすでにある。制作は1768年とされるが、作者は不明らしい。(画像:EPA=時事通信12月9日付)
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2005年11月24日
ウディ・アレンの言葉
10月31日付のロイターから──
『映画監督で俳優のウディ・アレンさんは、今週発売の米誌「バニティ・フェア」に対し、年を重ねるにつれて学んだことはほとんどない、と語った。
12月1日に70歳を迎える同氏は、「年をとると喜びを感じるようになるとか、ある種の知恵がそなわるとか言うが、それは全くのでたらめだ」と述べ、「私は何の知恵も、見識も、円熟も得なかった。今でも全く同じ間違いを繰り返すだろう」と語っている』
ウディ・アレンらしいシニカルなコメントで、受け手がそこから何を感じ取るかは、人それぞれの人生観によるところ大であろうと思う。
ただ、僕としては、彼の言う「私は何の知恵も、見識も、円熟も得なかった」という中にある「私は何の円熟も得なかった」とのコメントには、ある思いを込めて大賛成したい。(原文でどのように言っているかが気になるところではあるが)
「何の円熟も得ない」……少なくともこの僕も、確信をもってそう言えてしまうだろう。
話はざっと2千年ほど前の日本にさかのぼる。もう一度、申し上げますぞ。「2千年前」だ。
近年になって古代史研究にめざましい進歩が図られるようになり、それまでの学問的常識がかなり変わりつつあるとは言え、大まかに言えば「縄文時代」が7〜8千年ほど続き、次いで「弥生時代」が数百年ほど続いた。(本当にざっくりとした話の進め方をしてしまうけれど)縄文期に狩猟採集生活をおこなってきた人間は、弥生期に稲作農耕生活を手に入れた。
かつてはこの2つの生活様式を画然と分けて「縄文時代」「弥生時代」と時代区分する傾向があったけれど、今では必ずしもそう明確ではなかったと言われている。
さて、8千年近くも続いた縄文時代が、次の弥生時代ではわずか数百年となり、さらに古墳時代へと変遷している。
現在が西暦2005年だから、その4倍もの「8千年」という時間を(ゆるやかな変化はあったにせよ同質的な文化を)営んでいた縄文期から、突然めいっぱいアクセルを踏み込んだがごとくスピードアップして、8千年の10分の1ほどの「数百年」で弥生期を完結させてしまった日本人。
そのスピードアップの原因として、たとえば「渡来文化の影響」「集落の形成と競争・競合」などなど、さまざまな要因が挙げられる。
それら学説の中のひとつに、僕は「なるほど、そういうこともあったのか!」と目を見開かされたことがあった。じつは、それが冒頭の「円熟」問題へとつながるので、もうしばらく話におつきあい願いたい。
なぜ、人間(日本人)は縄文期から弥生期へのステップアップとともにスピードアップしたのか?
前述したように“狩猟採集”をおこなっていた縄文時代は、当然ながら、食料のある所へ移動しなければならなかった、幸いにも豊饒な土地に恵まれれば移動もわずかで済んだであろうけれど、土地・天候等で苛酷な状況におちいれば途方もない移動を強いられた。
食料を求めての、ロング・ジャーニー(長く苛酷な旅・移動)は一度とは限らない。一生を通して、何度も挑まなければならないかもしれない。そして、そのつど、起こることがある。それは、ロング・ジャーニーに耐えられない者は置き去りにされるということだ。つまり、とくに「年寄りは捨てられる」ことになる。これが、狩猟採集生活の“マナー”だ。(※この時代の「年寄り」って、たぶん40〜50代くらいじゃないかな?)
時代は変わって、弥生期。
稲作農耕が普及し、集落が形成され、定住生活が始まった。
苛酷なロング・ジャーニー時代は終わり、「年寄りは捨てられる」というシステムも変わる。
年寄りが生きていけるということは、何を意味しているか。それは、ずばり「知の蓄積の増大」を意味している。たとえば、それまで20〜30代で生活集団を作っていた縄文時代は、世に起こる森羅万象をせいぜい人生30年間の見聞・知識で判断しなければならなかった。ところが、そこに50歳の年寄り(長老)が出現すればどうなるか? 言うまでもなく、30歳のおよそ2倍の経験・見聞・知識をもって対処することができるようになる。
夜空を見て、明日の天候を予測したり、一本の稲の異常から、田畑の危機を救うことも“知識”から成し遂げられるようになる。
まだ本のような記録メディアのない時代にあっては、人間こそが唯一の“メディア”であって、長老ほどそのメディア容量は巨大であり、ゆえに名実ともに「長老」「知恵者」と敬われていたわけだ。
「その村のことで知らぬことなど何ひとつない大長老様」みたいな言い方……、今どきの童話でもあるでしょ? つまり、あれに似たり寄ったりの人間社会が(本当につい最近まで)あった。
ところで、その学者(名前を忘れてしまった)は、稲作農耕=定住社会という安定環境の中で、まさに“生きたメディア”「長老」が出現し、知の蓄積・伝承がおこなわれるようになったため、知の相乗的増加が起こり、弥生時代の急進歩がかなったのだと言っているのである。
人間こそが最大のメディア(情報伝達媒体)だった時代に、やがて文字が加わり、印刷技術とともに本が普及し、さらに時は進み、テレビ・ラジオ・映画といったメディアが誕生した。
そして、インターネットというメディアが登場した。
クリックひとつで、自分の知らない出来事・未知の事柄が何千〜何万と瞬時にディスプレイされる……
そのたびに僕は思う「オレって、ほんとに、ほとんどのことを知らないんだなあ」と。と、同時に「それどころか、毎日毎日、新しいことがどんどん生まれて、ますますわからないことが増えているんだろうなあ」と。ついでながら、その時の僕の心境を言うと、「じつは、とくに何とも思っていない(苦笑)」。悲しくもないし、ことさら辛くもないし、あせりもない。だって、大げさに言えば、インターネットというのは、地球丸ごと相手にしてるんだもの。どうやったって太刀打ちできない。
マイペースで生きるしかないもんね。
さて、やっと、先ほどのウディ・アレンの言葉だ。
「年をとると喜びを感じるようになるとか、ある種の知恵がそなわるとか言うが、それは全くのでたらめだ」
「私は何の知恵も、見識も、円熟も得なかった。今でも全く同じ間違いを繰り返すだろう」
ウディ・アレンは、そのつもりで語ったわけではないだろうけれど、僕には「インターネット時代」という今の地球環境を照らし合わせながら考えたくなる、言葉がいくつもあった。
かつて「長老」という存在が、(限られた空間である)集落などの長(おさ)として、自分の全経験・全知識をもってして「円熟」たる見解をくだしていた時代は、もはや終わった。
なにしろ今や、すべての情報は無限に広がる地球レベルからネットを介して錯綜しつつ飛来してくる。「円熟」たる見解など、皆無に等しい。
「トシとともに、わからないことが増えて、困ったもんだ」などと年長者がボヤくようになったのは、おそらく明治維新あたりからではないかと僕は思っている。人間のエイジングより、変革のエイジングのほうが速くなってしまったからだ。
そして、今は、もっと変革は速い。
だから、僕はいま、思っている。
自分のエイジングをしっかり受けとめ、できる限り頭を活動させ、体を鍛錬し、心を修養し、“トシをとらない”こと。
ウディ・アレンの言葉をもう一度記す。
「年をとると喜びを感じるようになるとか、ある種の知恵がそなわるとか言うが、それは全くのでたらめだ」
僕はいま『ラブ・フォーティ』という連載小説をブログに載せている。
人生の半ばあたりにあたる40歳代をテーマに書いている物語だ。そのタイトルの意味は「汝の40代を愛せよ。そして真に勝利せよ」というものだ。
でも、あと数十年たって、『ラブ・シックスティ』やら『ラブ・エイティ』──若き60代、若き80代とは?──なる趣旨の小説を書いているかもしれないなと、きょうはつくづく思った。
歳をとるのは構わない、でも、老いることのない人生をめざしたい。
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2005年11月23日
「GEORGIAN(ジョージアン)応援缶」
フィギュアスケートの安藤美姫さん、モーグルの上村愛子さん、スピードスケートの岡崎朋美さんの3選手がデザインされた、「GEORGIAN(ジョージアン)応援缶」という缶コーヒーが、期間限定(今月28日〜来年2月末)で、トリノ五輪特別記念として日本コカ・コーラから発売されることになった。3選手個別のデザインと集合のもの、計4種類が販売される(画像・共同通信)。トリノ五輪には、ほかにもさまざまな選手が参加するのに、この3人に限られるのは、オリンピックでの注目度・期待度や他社との契約関係などがあるのかもしれない。でも、もう少しキャパを広げ、さまざまな選手を取り上げ「オリンピックらしい広がり」のある応援商品にしてあげてもいいのではないかという気がする。
何と言うか……、浮世絵あたりの「美人画」コレクションのようで、「応援」と言うよりは「ご贔屓(ひいき)」グッズって感じで……(苦笑)。
少なくとも、スポーツの世界で言う「絵になる選手」というのは、そういうことだけではないと僕は思うのだけれど。
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2005年11月05日
「the world's “Coolest Old People”」
★★★★★オヤジ通信(vol.7)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。なんか、とても久しぶりの掲載になってしまいました。これで7回目、だっけ?(←思い出せないのかよ!〈苦笑〉)。
オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
アメリカのティーン向け雑誌『Ellegirl』最新号で、ある人気投票がおこなわれた。
「the world's “Coolest Old People”」……ベタな和訳で申しわけないけれど「世界で最もカッコいい年長者は?」というアンケートだ。
世界の(投票1万人、うち米国内4千人)のティーンは、「クールなオヤジ」や「クールなオバン」を誰だと思っているのか?
第1位は、ちょっと理由があるので最後にご紹介するとして、まず第2位は──
ロックバンド『ガンズ・アンド・ローゼズ』のフロントマン、アクセル・ローズ(43歳)だ。
彼の最近の動向はいまいち定かでないので、順位だけをお伝えする。にしても、何かと伝説の多い彼が、いま“クールなオヤジ”の上位にいるということは、やはりタダ者ではない。
第3位以下は、ズラーーーーーッと並べてしまおう。
3位:クリント・イーストウッド(映画監督・男優)…………………75歳
4位:エルビス・コステロ(ミュージシャン)…………………………51歳
5位:ジュリー・アンドリュース(女優)………………………………50歳
6位:カール・ラガーフェルド(ファッションデザイナー)…………67歳
7位:マドンナ(ミュージシャン)………………………………………47歳
8位:ミック・ジャガー(ミュージシャン)……………………………62歳
9位:ヴィヴィアン・ウエストウッド(ファッションデザイナー)…64歳
40歳代〜70歳代まで、じつにさまざまな分野の“真の”セレブリティが並んだ。
一般のティーンが選んでいるのだから、ここに政財界や学界関係などの人物が入るわけはなく、芸能界に限られることになるのだけれど、僕の正直な気持ちを言うと、自分の子供と同じくらいの“ガキ”が選んだわりには、くやしいことに「それなりに、うなずける人選だ」(苦笑)。
軽く2〜30年の開きがある歳の差なのに、“人選観”にさほど差がないとは……。
なんとまあ、僕はいままで、ボンヤリした生き方をしてしまったことか……。
いやいや、そう安直に落胆するのではなく、強引にでもこう考えてみてはどうだろう。
『トシをとってカッコいいヤツは、誰が見てもカッコいい』と。
てことで、目標。
トシをとってカッコよくなろう、オヤジ&オバンたちよ!
おっと、忘れていた。
「the world's “Coolest Old People”」の第1位は、「自分のおじいちゃん・おばあちゃん」だ。
これには、どんなセレブもかなわないね(笑)。
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2005年10月23日
世界が尊敬する日本人
いま発売されている『Newsweek日本版』(10月26日号)に、「世界が尊敬する日本人」という特集が出ている。ここでは日本人が100人ピックアップされていて、それぞれのプロフィールや功績などが紹介されている。
当然ながら、「100人」という枠を設けていること自体に限界があるわけで、「なぜこの人が選ばれていて、この人が載っていないの?」などという印象は生じがちで、その辺に不満やら批判やらを感じてしまうと、面白くない読み物となってしまうかもしれない。
ひとことだけ付け加えておくならば、この特集の狙いは「かつては過剰に日の丸を意識して世界に繰り出していた日本人が、その枠組みから解き放たれ始め、いま、きわめて個人の自然発生的な活動の成果が、世界で認められつつある──それを、ここでは“グローバル人”と呼びたい」と同誌は位置づけているようで、そんな人々に古今を超えて着目している。
なにしろ、登場人物の中には、古くは「紫式部」さんから現代の「NIGO」さんまでが(ある意味ランダムに)ラインナップされ、また、日本的キャラとしてのプッチーニ・オペラ「蝶々夫人」や、そのほか「ゴジラ」「コボリ」まで登場するわけだから、この100セレクトは編集部内でも相当物議をかもしたのではないだろうかと思われる。
ま、人それぞれいろいろ感想はあるだろうけれど、毎年この時期にマスコミでもてはやされる『ベストジーニスト』や『日本メガネベストドレッサー』などを眺めているより、おもしろい、と思う(苦笑)。
なお、下に同誌に掲載された100人をリストアップするけれど、なるべくバイアス(先入観・偏見)を帯びないように人名を“アイウエオ順”に並べ、肩書きもそっけないほど単純にした。
あらかじめ申し上げておくけれど、それぞれひとクセもふたクセもある人物たちではあるけれど、100人ともなるとずっと見ていると「視覚的に胃にモタれる」ので、サラッと流し読みする程度をおすすめしたい。真剣になればなるほど、もっと載せたい人物が現れるはずだし……(苦笑)
では、お気軽にお楽しみください。なお、詳細は『Newsweek日本版』(10月26日号)を、どうぞ。
【ア〜】
青木功(あおき いさお):プロゴルファー
天児牛大(あまがつ うしお):山海塾主宰
荒木経惟(あらき のぶよし):写真家
イッセー尾形(いっせー おがた):役者
井上大祐(いのうえ だいすけ):カラオケ発明者
上杉鷹山(うえすぎ ようざん):米沢藩主
上原彩子(うえはら あやこ):ピアニスト
梅田芳穂(うめだ よしほ):元「連帯」マゾフシェ地区国際局次長
エイコ&コマ:尾竹永子&隆の舞踏家
江崎玲於奈(えさき れおな):物理学者
大植英次(おおうえ えいじ):指揮者
小津安二郎(おず やすじろう):映画監督
岡村昭彦(おかむら あきひこ):写真家・ジャーナリスト
小倉昌男(おぐら まさお):元ヤマト運輸社長
小野伸二:サッカープレイヤー
【カ〜】
魁皇(かいおう):大相撲力士
加治屋百合子(かじや ゆりこ):バレリーナ
片山豊(かたやま ゆたか):アメリカ日産初代社長
葛飾北斎(かつしか ほくさい):画家
神尾真由子(かみお まゆこ):バイオリニスト
喜多郎(きたろう):作曲家・シンセサイザー奏者
桐野夏生(きりの なつお):小説家
クーデンホーフ光子(クーデンホーフ みつこ):オーストリア伯爵夫人
黒田アキ(くろだ あき):芸術家
黒田東彦(くろだ はるひこ):アジア開発銀行総裁
ゴジラ:怪獣
胡暁子(こ あきこ):タイガーバーム社長夫人
小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう):現・内閣総理大臣
小泉八雲(こいずみ やくも):作家
コシノミチコ(こしの みちこ):ファッションデザイナー
小竹守(こたけ まもる):コロッケ製造販売会社「コロちゃん」社長
コボリ:タイの人気作家トムヤンティの小説『メナムの残照』の主人公
小松正之(こまつ まさゆき):農学博士
【サ〜】
冴木杏奈(さえき あんな):タンゴ歌手
坂本龍馬(さかもと りょうま):土佐藩士
佐藤琢磨(さとう たくま):F1ドライバー
佐藤孟江(さとう はつえ):料理家
篠田桃紅(しのだ とこ):画家
ジョン万次郎(じょん まんじろう):幕末の通訳・教師
鈴木健想(すずき けんぞう):プロレスラー
鈴木鎮一(すずき しんいち):バイオリン教育者
鈴木宗男(すずき むねお):衆院議員
鈴木裕(すずき ゆう):ゲームクリエーター
諏訪淳彦(すわ のぶひこ):映画監督
妹島和世(せじま かずよ):建築家
千利休(せん りきゅう):茶人
【タ〜】
高田賢三(たかだ けんぞう):ファッションデザイナー
高橋和希(たかはし かずき):漫画家
高橋ともこ(たかはし ともこ):アーティスト
高橋久雄(たかはし ひさお):壁画修復画
竹村延和(たけむら のぶかず):DJ、作曲家、ミュージシャン
谷口吉生(たにぐち よしお):建築家
田伏勇太(たぶせ ゆうた):日本人初NBAプレイヤー
鄭 成功(てい せいこう):中国・明〜清時代の武将
DJクラッシュ:DJ、プロデューサー
徳川家康(とくがわ いえやす):江戸幕府創始者
ドラえもん:アニメ主人公
鳥山明(とりやま あきら):漫画家
蝶々夫人(マダム バタフライ):オペラ内の芸者
【ナ〜】
中沢啓治(なかざわ けいじ):漫画家
中谷剛(なかたに たけし):アウシュビッツ博物館公式ガイド
中田秀夫(なかた ひでお):映画監督
中村征夫(なかむら いくお):水中写真家
中村雁次郎(なかむら がんじろう):歌舞伎役者
NIGO(にご):デザイナー
西岡京治(にしおか けいじ):農業技術指導者
西角友宏(にしかど ともひろ):ゲームクリエーター
西崎崇子(にしざき たかこ):バイオリン奏者
野口孝行(のぐち たかゆき):人道支援家
野口英世(のぐち ひでよ):医学博士・細菌学者
【ハ〜】
早川雪舟(はやかわ せっしゅう):日本人初ハリウッドスター
パフィー:ポップデュオ
ヒロ・ヤマガタ:画家
Hiromix(ひろみっくす):写真家
深作欣二(ふかさく きんじ):映画監督
藤波貴久(ふじなみ たかひさ):オートバイトライアル選手
【マ〜】
松浦晃一郎(まつうら こういちろう):ユネスコ事務局長
松村喜秀(まつむら よしひで):偽札鑑定家
三船敏郎(みふね としろう):映画俳優
宮崎駿(みやざき はやお)アニメーション作家
宮地充子(みやじ あつこ):暗号化技術開発者
宮本亜門(みやもと あもん):舞台演出家・振付師
向井千秋(むかい ちあき):宇宙飛行士
村上雅則(むらかみ まさのり):日本人初米大リーガー
紫式部(むらさき しきぶ):作家・歌人
森嶋通夫(もりしま みちお):経済学者
【ヤ〜】
柳宗悦(やなぎ むねよし):日本民芸運動創始者
山本五十六(やまもと いそろく):連合艦隊司令長官
山脇巌(やまわき いわお):建築家
吉沢章(よしざわ あきら):創作折り紙作家
横田宗隆(よこた むねたか):パイプオルガン建造家
吉田準輝(よしだ じゅんき):ソース製造販売のヨシダグループCEO
吉野健(よしの たてる):フランス料理シェフ
【ラ〜】
呂宋助左衛門(るそん すけざえもん):戦国時代の貿易商
レインスティック・オーケストラ:角田縛と田中直道の音楽ユニット
レナード衛藤(れなーど えとう):和太鼓奏者
【ワ〜】
和久田哲也(わくだ てつや):「テツヤズ」オーナーシェフ
渡辺貞夫(わたなべ さだお):ジャズプレイヤー
渡辺淳一(わなたべ じゅんいち):作家
以上
ランキングに投票ありがとうございます。本当に励みになります。
2005年10月21日
ベートーベン「大フーガ」の自筆楽譜
ベートーベンの自筆楽譜が発見されたそうだ。asahi.com(10月14日付)によると──
『ベートーベン晩年の作品で、弦楽四重奏のために作られた「大フーガ」を、ピアノ連弾のために書き直した「大フーガ変ロ長調」(作品134)の自筆とされる楽譜80枚が、米ペンシルベニア州で見つかった。オークション会社のサザビーズなどによると、楽譜は19世紀末に売られた後、行方がわからなくなっていた』とのことだ。
来る12月1日にロンドンでおこなわれるオークションでは、170万〜260万ドル(約3億円)の値が付く見通しらしい。
ところで、僕はクラシック音楽に関しては無知無学なので、このたびの発見がいかに貴重なものか見当がつかないし、楽譜が読めるわけでもないのでその内容を頭の中で奏でられるわけでもないのに、なぜかこの楽譜がとても気になってしまった。と言っても、この楽譜が3億円もの価値があるからということではない。
なぜ、僕はこの楽譜に魅入ってしまったのだろう?
asahi.comの記事には、次のような解説が加えられている──
『(楽譜には)黒、茶のインクのほか、鉛筆、赤のクレヨンなどで加筆、推敲(すいこう)が重ねられ、紙に穴が開くほどの消し跡や、数枚をはり合わせた跡などがある。ベートーベンの情熱と苦悩の曲作りを表しているとサザビーズは指摘する』
上の画像を見ると、確かにその楽譜上には、ベートーベンの“闘い”の跡が生々しく残されていて、失礼ながら「汚れまくって」いる。
とろころで、今日(こんにち)のようにパソコンでさまざまな記述をおこなう我々は、書き終わった最終形──つまり「キレイ」な原稿のみをディスプレイで確認し実際に手にするわけで、そこにたどりつくまでの試行錯誤や躊躇や決断というものの片鱗を目の当たりにすることは、以前ほど多くはなくなっている。
ベートーベンさんのごとく『黒、茶のインクのほか、鉛筆、赤のクレヨンなどで加筆、推敲(すいこう)が重ねられ、紙に穴が開くほどの消し跡や、数枚をはり合わせた跡』を見ることなど滅多にないと言えるだろう。
おそらく、いまの子供たち(いや、子どもだけでなく大人でもいいのだけれど)彼らが、この楽譜を見たら、ひとつの仕事(曲)を完成させるのに、人はいかにThe Long And Winding Road(長く曲がりくねった道)を歩んでいるかが、多少なりともわかるのではないだろうか──と僕は思ってしまったのだ。
だから、僕はこの楽譜に魅入ってしまった。
このベートーベンの楽譜を、ひとりでも多くの子供たちに見てもらいたい気がする。
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2005年10月08日
ビートルズ様
そのジャケットで使われた、メンバーの蝋人形(頭部)のオリジナルが最近発見され、10月末に競売にかけられることになった。
時事通信(10月7日付)によると──
『「サージェント・ペパーズ」のジャケットで、蝋人形は黒いスーツを着け、本物の4人の左側に配されている。40年近くの間、紛失したと思われていたが、今年になってロンドンにあるマダム・タッソー蝋人形館の倉庫から出てきた。発見された「サージェント・ペパーズ」用オリジナルはジョン・レノン、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターの3人のものだが、マダム・タッソー館でポール・マッカートニーの年代物の頭部を使い、4人をワンセットにする』
上の画像を見ると、ほお、なるほど、この蝋人形が売りに出されるのか。
競売商のクーパー・オーエン氏によると、8万ポンド(約1600万円)の値がつくと見込んでいるそうだ。
ところで、僕は『サージェント・ペパーズ』をほぼリアルタイムで買っているのだけれど、このアルバム・ジャケットを最初に手にしたとき、マリリン・モンローやボブ・ディランなど各界著名人のコラージュとともに、福助の人形(左下)があることを発見し、やけに感動したことを記憶している。
「ビートルズ様が、日本の人形を気に入ってくださったなんて、ああ、もったいない、もったいない!」
『サージェント・ペパーズ』がリリースされたのが1967年で、それよりほぼ1年前にビートルズは来日し、武道館でコンサートをおこなっている。そのときの前座が、ドリフターズ。
当時、僕は幼心にこう思ったものだ。「かっこいいビートルズ様が、あのゴリラ系(失礼!)のいかりや長介さんや◯◯系の高木ブーさんを見て、どう思っただろうか? 日本を嫌いになったのではないだろうか?」
そんなことを本気で悩んでいただけに、福助人形は嬉しかった。
しかし、それからさらに約1年後に、もっと嬉しいこと……と言うよりは、ぶったまげたことがビートルズ様に起こる。
1968年、ジョン・レノンが、ヨーコ・オノという日本女性に出会う。そして、69年に結婚。
「ビートルズ様のジョン様が、日本人と結婚するなんて凄いじゃないか! 同じ日本人である僕も、もっと自信を持たなくては!」
今ほどインターナショナルではなかった三十数年前の日本と日本人が、ジョンとヨーコの結婚から、多くのものを学んだのではないかと僕は思っている。
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2005年10月07日
ドクター中松に「イグ・ノーベル賞」
イグ・ノーベル賞!?
このような賞があるとは知らなかった。
しかも、ドクター中松!!
「テンサイは忘れた頃にやってくる」とは、この人のためにあるような言葉だ。天才か天災か、よくわからねー人だし、しばらくご無沙汰していると思いきや、突然ヘンな靴でビヨンビヨン跳ねてテレビに出たり、都知事選に出たり……(笑)
で、今度は「イグ・ノーベル賞」だと!
共同通信(10月7日付)によると──
『人を笑わせる研究で科学への関心を高めた功績に贈られる「イグ・ノーベル賞」の栄養学賞に、発明家のドクター中松こと中松義郎さんが選ばれ、6日、米ハーバード大学で授賞式が行われた。授賞理由は、35年間にわたり自分が食べたすべての食事を撮影し、食べ物が頭の働きや体調に与える影響を分析したというもの』なのだそうだ。
35年間も! 偉い!! てゆーか、この様子だと、この人、何でもかでも研究対象にしてそうだな(苦笑)。
「タバコの煙を栄養にする薬」とか「マクラの高さと性的興奮の関係」とか「誰にも知られずに宇宙に行く方法」とか……(笑)
もう少し記事を読んでみよう──
『「イグ・ノーベル賞」はハーバード大系のパロディー科学誌が「人々を笑わせ、そして考えさせる」研究に対して贈呈する毎年恒例のイベント。医学、物理学、平和などの(ほか全10部門の)賞がある。賞の贈呈役は本物のノーベル賞受賞者らが務めている』
どうやら、ノーベル賞のパロディ的イベントのようだけれど、「本物のノーベル賞受賞者」をプレゼンターに招くところなどは、なかなか念が入っている。
じつは、日本はイグ・ノーベル賞にたいへん縁が深い国で、この賞が創設された1991年以来、多数の受賞者を輩出している。
以下に列挙する研究テーマを見ていると、イグ・ノーベル賞がどのようなものか、なんとなく想像ができる(ような気がする)。
1992年 :医学賞/「足の匂いの原因となる化学物質の特定」という研究に対して (神田不二宏・資生堂研究員)
1995年 :心理学賞/ハトを訓練してピカソの絵とモネの絵を区別させることに成功したことに対して ( 渡辺茂・慶応大学教授ら)
1996年 :生物学的多様性賞/岩手県の岩石からミニ恐竜、ミニ馬、ミニドラゴンなど千種類以上に及ぶ(すでに絶滅している)「ミニ種」の化石を発見したことに対して ( 岡村長之助・岡村化石研究所)
1997年 :生物学賞/「人がガムを噛んでいるときに、ガムの味によって脳波はどう変わるのか」という研究に対して ( 柳生隆視・関西医科大学講師ら)
同年:経済学賞/「たまごっち」により、数百万人分の労働時間を仮想ペットの飼育に費やさせたことに対して (横井昭宏・ウィズ、真板亜紀・バンダイ)
1999年 :化学賞/夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー「Sチェック」を開発した功績に対して (牧野武・セーフティ探偵社)
2002年 :平和賞/犬語翻訳機「バウリンガル」の開発によって、ヒトとイヌに平和と調和をもたらした業績に対して (佐藤慶太・タカラ、鈴木松美・日本音響研究所・小暮規夫・獣医師)
2003年 :化学賞/「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」兼六園内にある日本武尊の銅像にハトが寄り付かないことをヒントに、カラス除けの合金を開発した功績に対して(廣瀬幸雄・金沢大学教授)
2004年 :平和賞/「カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した」業績に対して (井上大佑 ・会社経営者)
2005年 :栄養学賞/ドクター中松こと中松義郎!
(※受賞一覧はウィキペディアより抜粋・引用)
夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー「Sチェック」だと! こんなものがあるなんて、知らなかった……
世の中には、ドクター中松に勝るとも劣らないド偉い人がいっぱいいるんだなあ、と改めて感じた。
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2005年09月17日
ジャニーズと早大が手を組んだ!?
毎日新聞(9月16日付)の記事を読みながら、「へええ、これは面白いかもしれないぞ」と思った。『ジャニーズ事務所と早大演劇博物館が連携』という見出しで報じられている内容は、次のようなものだ──
『ジャニーズ事務所と早稲田大学演劇博物館が連携して、今年12月、東京グローブ座で早大の学生による演劇公演を行う、と16日発表した。プロジェクトの発案者は、ジャニーズ事務所顧問の小杉理宇造氏。「@ザ・グローブ・プロジェクト」と名付けた計画で、次世代の演劇界を担う才能を早大から発掘、プロのバックアップのもとで作品を作り上げる。脚本、演出などスタッフ部門からキャストまですべてを、早大で公募中』とのことだ。
これはいわば、いま流行りの“産学連携”ということになるのであろう。
ところで「東京グローブ座」というのは、1988年にシェ−クスピア作品の普及を目的にオープンした劇場で、その意味では(近代)演劇の原点を見つめる場所と言えなくもなかったのだけれど、その後経営難におちいり、一時休館ののちに02年からジャニーズ事務所の経営下に収まっている。
僕は昔ここでシェークスピアものを1本と、モダン・バレエを見た記憶があって、その頃と今の「東京グローブ座」の様変わりには、それなりに感慨深いものがある。
さて、ジャニーズと早大のコラボ演劇は、次のようなスケジュールで進むそうだ──
『脚本部門はすでに15本前後集まっており、今月26日に決定し、演出家・キャストは10月上旬にオーディション予定。作品は12月3、4日に公演する。プロジェクトは3年間継続する予定』
ほお、脚本はすでに集まっているのか……。
じつは、僕がたいへん興味をもっているのが、この脚本だ。どのような内容のものになるのか──たとえば、主役(たぶん男)がどのような人物像(ヒーロー象、アイドル像?)を打ち出すのか──ジャニーズがバックアップする芝居である限りは、「男」の描き方にはそれなりの戦略をもっているに違いない。
早大生による(公募)演劇という試みの中に、これまでのジャニーズのタレント・システムとは異なる狙いがあると思うのだけれど、それがどのようなものなのか? じつに興味深い。
早稲田大学演劇博物館・館長の竹本幹夫氏は「学生が収支の面まで含めて演劇の現場にかかわるのは、人材の育成につながり、大変、有意義なことだ」と話している。
脚本、演出家、キャスト、スタッフなどの審査選考には、早大文学部の教授やジャニーズ事務所の俳優・岡本健一さんらが当たる。
なお、一部の報道で『(この新作舞台に)ジャニーズ事務所のタレントが主演する』というニュアンスの記述があったのだけれど、どうもはっきりしないので、これからの詳報を待つことにしたい。
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