2005年11月29日
タイガー・ウッズらも大爆笑のスカート・プレー
★★★★★オヤジ通信(vol.9)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。きょうで9回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
まず最初に申し上げておくけれども、このゴルファーは男性……オヤジです。(←言われなくても、わかるか〈笑〉)しかも、米プロゴルフ界では名の通っている正真正銘のプロ、フレッド・ファンク選手。花柄模様とおぼしきスカートをヒラリとさせてのショットに、ギャラリーは大爆笑。同伴にあのタイガー・ウッズもいて、ゲラゲラ笑っていたそうだ。
場所は、米カリフォルニア州ラキンタで26日におこなわれたゴルフのスキンズゲーム(1ホールごとに賞金を決め、勝負をするゲーム)。
AP=共同通信(11月28日付)によると──
フレッド・ファンクが『女子のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)と、第1打の飛距離で負けたら、そのホールはスカートを着用すると約束。3番(パー5)でファンクの271ヤードに対し、ソレンスタムが278ヤードを飛ばした』そうで、ファンク選手の負け。なかなかあでやかなコスチュームに変身、という次第。
で、僕はこの光景を見ながら、ちょっとうらやましかった。
プロ・ゴルファーとしてひとかどの実績を上げたオヤジ、フレッド・ファンク選手だからこそ、じつにユーモラスなワンシーンなのであって、たとえば僕ごときフツーのオヤジがやったのでは、たんなる悪ふざけなのである。
こういうジョークというのは、人間として“中身”のある人がパフォーマンスするほど味がある。
フレッド・ファンク、49歳。そーとーなオヤジ(苦笑)。
僕も、ジョークに味わいがともなうような、中身のあるオヤジになりたいものだ。
ワンクリックで投票していただけると、たいへん嬉しいです!
2005年11月13日
横田広明へ乾杯!
★★★★★オヤジ通信(vol.8)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。きょうで8回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
それから、僕は家を出た。
最近では、そんな時間から酒を飲みに行くことはないのだけれど、きょうだけは祝杯をあげたかったのだ。
うちの近所に、少なくとも午前3時頃までは平常で営業している店が一軒、さらに客がいれば朝6時頃まで飲ませてくれる店が一軒、そして朝の8〜9時頃、通勤の気配などお構いなしに連日ロックをつまみに飲める店が、それぞれ程良い距離にある。
時間を気にせず飲む舞台としては上々。
さあ、祝杯だ。
何の祝杯?
プロボクサー・横田広明選手の勝利への祝杯だ!
44歳のオヤジが、最年長勝利記録を更新しての快挙。
うれしい。
よくぞやった。
共同通信(11月12日付)によると──
『国内現役最年長のプロボクサーで元日本スーパーバンタム級王者の横田広明選手(44)が12日、神奈川県茅ケ崎市の同市総合体育館で行われた復帰2戦目に判定勝ちし、自身の最年長勝利記録を更新した。
横田選手は同級王座を3度防衛、世界挑戦もしたが1998年、日本ボクシングコミッション(JBC)が定める年齢制限で37歳で引退。JBCの規約改正を受け、昨年11月に約6年のブランクを経て3階級上のライト級で現役復帰し、初戦の勝利で最年長記録を打ち立てた』
つまり、37歳のとき、横田選手は自分の意志で引退したのではなく、JBC規約に従って一度引退。ところがその後、横田選手はこの年令制限の改定を求め、JBCに何度も嘆願書を持ち込んだ。
その日々、なんと6年間。
ここでぜひ想像してみてほしい。年令制限の改定の可能性などほとんどゼロに等しい日々をこらえながら、しかも「万に一つ」改定が実現したとして、そのあまりにも可能性の低い実現に向かって、体を鍛え心を鍛え志を鍛え続けていた、ひとりのオヤジ。
記事は次のように結んでいた──
『約1年ぶりとなる復帰2戦目も初戦に続きライト級で出場。序盤から14歳年下の相手選手のパンチを巧みにかわし、顔面に効果的なパンチを当て続けた。
横田選手は試合後「名誉な記録だと思う。44歳での勝利は一生の記念です」と笑顔であいさつし、観客の大きな喝采(かっさい)を浴びた』
結局、その夜、僕は3軒の店を朝方までハシゴしたのだけれど、横田広明の話をしている客には出会わなかった。どの店も割合と若い客で、それぞれの話題に夢中だった。
僕のほうから「44歳オヤジ・ボクサー」のことを誰かに話しかける気は最初からなかった。そのことを本当に話したいというヤツが現れたらうれしいな、と思っていたのだ。残念ながら横田広明の話は出ず、僕はなんとなくロックを聴きながら、心の中でひそかにオヤジ・ボクサーへ祝杯を差し向けた。
44歳という年齢にパンチ、JBCの決まり事にパンチ、そして、加久時丸というオヤジのハートにパンチをくれた横田広明さん、ありがとうございます。
ワンクリックで投票していただけると、たいへん嬉しいです!
2005年11月05日
「the world's “Coolest Old People”」
★★★★★オヤジ通信(vol.7)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。なんか、とても久しぶりの掲載になってしまいました。これで7回目、だっけ?(←思い出せないのかよ!〈苦笑〉)。
オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
アメリカのティーン向け雑誌『Ellegirl』最新号で、ある人気投票がおこなわれた。
「the world's “Coolest Old People”」……ベタな和訳で申しわけないけれど「世界で最もカッコいい年長者は?」というアンケートだ。
世界の(投票1万人、うち米国内4千人)のティーンは、「クールなオヤジ」や「クールなオバン」を誰だと思っているのか?
第1位は、ちょっと理由があるので最後にご紹介するとして、まず第2位は──
ロックバンド『ガンズ・アンド・ローゼズ』のフロントマン、アクセル・ローズ(43歳)だ。
彼の最近の動向はいまいち定かでないので、順位だけをお伝えする。にしても、何かと伝説の多い彼が、いま“クールなオヤジ”の上位にいるということは、やはりタダ者ではない。
第3位以下は、ズラーーーーーッと並べてしまおう。
3位:クリント・イーストウッド(映画監督・男優)…………………75歳
4位:エルビス・コステロ(ミュージシャン)…………………………51歳
5位:ジュリー・アンドリュース(女優)………………………………50歳
6位:カール・ラガーフェルド(ファッションデザイナー)…………67歳
7位:マドンナ(ミュージシャン)………………………………………47歳
8位:ミック・ジャガー(ミュージシャン)……………………………62歳
9位:ヴィヴィアン・ウエストウッド(ファッションデザイナー)…64歳
40歳代〜70歳代まで、じつにさまざまな分野の“真の”セレブリティが並んだ。
一般のティーンが選んでいるのだから、ここに政財界や学界関係などの人物が入るわけはなく、芸能界に限られることになるのだけれど、僕の正直な気持ちを言うと、自分の子供と同じくらいの“ガキ”が選んだわりには、くやしいことに「それなりに、うなずける人選だ」(苦笑)。
軽く2〜30年の開きがある歳の差なのに、“人選観”にさほど差がないとは……。
なんとまあ、僕はいままで、ボンヤリした生き方をしてしまったことか……。
いやいや、そう安直に落胆するのではなく、強引にでもこう考えてみてはどうだろう。
『トシをとってカッコいいヤツは、誰が見てもカッコいい』と。
てことで、目標。
トシをとってカッコよくなろう、オヤジ&オバンたちよ!
おっと、忘れていた。
「the world's “Coolest Old People”」の第1位は、「自分のおじいちゃん・おばあちゃん」だ。
これには、どんなセレブもかなわないね(笑)。
ワンクリックで投票していただけると、たいへん嬉しいです!
2005年08月19日
41歳・農業オヤジの巨大広告
★★★★★オヤジ通信(vol.6)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。きょうで6回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
ニューヨーク州キャナンデーグアで、農業を営むピーター・デホンド氏(41歳)は、ふとした思いつきから文字状にトウモロコシの種をまいた。その広さは、縦180メートル、横270メートル。
そして今、そのトウモロコシも充分に育ち、くっきりとメッセージを伝えている。
当然ながら、これだけの巨大メッセージは、上空からでないと判読できない。幸いにもここは、同州ロチェスターとニューヨーク市をつなぐ飛行機の航路に当たるため、上空より見る人はいるとのこと。
ところで、この文字群、まるで暗号のようで、われわれ日本人にはちょっと難解かもしれない。
S.W.F
GOT-2(ハートマーク)
FARM-N
デホンド氏によれば「新聞の個人広告を出すノリ」でやったそうで、つまりこれらの“暗号”は、そういった伝達文などでよく使われる略語なのだ。
では解読してみよう。
●S.W.F.:Single White Female→独身の白人女性
●GOT-2(ハートマーク) :Got to Love→愛する(ようになる)
●FARM-Nは正確にはFARM'N.: Farming→農業をする
ということで、《農業を愛する白人の独身女性、求む》となる。
つまり、これ、“花嫁募集広告”だ。
画像を見ると、文字群の下に長ーい矢印があって、「オレは、ここにいるぞー!」と言っている。
当のデホンド氏は「I was just horsing around」と言っているのだそうだ。「horsing」は「馬」の動詞だから、何か農業がらみのことを言っているのかなと僕は思いながら辞書を引いてみたら、「horse around」で「バカ騒ぎをする」という意味らしい。冗談で巨大広告をやった、と彼は言っているのだ。
デホンド氏はバツイチで、2人の子供を抱えている。
「農業と子育てで、のんびりすることができないよ」とこぼしているところを見ると、単なる冗談ではなく、かなりマジな気分で、このたびの“花嫁募集”をしたのだろう。
この件で、彼の元にはすでに電話やメールがかなり届き始めているそうだ。
デホンド・オヤジ、頑張れ!
人気blogランキングに参加中♪
2005年08月04日
藤山直美“朝ドラ(NHK朝の連ドラ)・史上最年長ヒロイン”の誕生
★★★★★オヤジ通信(vol.5)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムです。きょうで5回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
きょうはオヤジではなく、オバン(失礼!)の話題から始める。
女優・藤山直美さんが、NHK朝の連続テレビ小説で“史上最年長のヒロイン”をつとめることになった。藤山直美さんは現在46歳。来年10月からの放送だから、その時には47歳になっている。
NHKの朝ドラというと、ヒロインはだいたい10代の若いコというイメージがある。それもそのはずで、今から40年前の『おはなはん』以来、ずっとオーディションによって主役を選考してきた結果、「オーディション=新人登竜門=若手女優が主役」というパターンが定着した。
しかし、今回はオーディションはおこなわず、作品に合わせて主演女優をキャスティングした。
西村与志木・ドラマ番組部長の話では「朝ドラの大原則はオーディションだが、オーディションは若手のものという印象が強く、16〜7歳の女の子の話しかできなくなり、ネタが狭まる」とのこと。
藤山直美さんが演ずる物語は、作家・田辺聖子さんの半生をもとにしたもので、大阪の戦後復興期の中、36歳で嫁いだ先が11人の大家族だったという、てんやわんやの人情コメディーなのだそうだ。タイトルは『芋たこなんきん』。藤山さんは37歳から77歳までを演ずる。
さて、NHK朝ドラ40年以上の歴史の中で起こった、このたびの“異変”を眺めながら、僕はこんなことを思った。
NHKドラマ番組部長によると、「16〜7歳の女の子の話」では「ネタが狭まる」とのことではあるけれど、これはどうも本質をとらえた説明とは言いがたい。なぜなら、テレビというのは「ネタが狭まろうがどうしようが、それに視聴者が興味をもっている限りは、そのネタを続ける」のが普通であって、本当のところは「そのネタ自体に、視聴者が興味を失いかけている」のではないだろうか。つまり「16〜7歳の女の子の話」に、視聴者は飽きたのではないだろうか。
ここで言う“視聴者”とは、“視聴率”に深く関わってくる。
下のグラフを見ていただきたい。これは、今から35年前、1970年における日本の“人口ピラミッド”だ。
日本の世代別人口・比較
【1970年】
70歳代■■■(340万人)
60歳代■■■■■■■(671万人)
50歳代■■■■■■■■■(923万人)
40歳代■■■■■■■■■■■■■(1322万人)
30歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■(1658万人)
20歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1975万人)
10歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■(1692万人)
それ以下■■■■■■■■■■■■■■■■■(1697万人)
20歳代の人口が突出していることがわかる。いわゆる“団塊の世代”と呼ばれる一群で、この年令層が戦後、圧倒的な影響力をもって日本を動かしてきた。これは日本だけに限ったことではなく、欧米においても“ベビーブーマー”と呼ばれる層が、圧倒的なパワーをもって世論形成や市場形成をおこなってきた。
つまり、これを「ヤングの時代」と呼ぶ。
第2次世界大戦後、世界のニューリーダーとなったアメリカは、「ヨーロッパ=旧大陸=伝統=おとな」を打ち壊しながら、みずからの「アメリカ=新大陸=フロンティアスピリット(開拓魂)=ヤング」主義を推進してきた。
そのような世界トレンドの中で、この日本でも“団塊の世代”が「ヤングの時代」を主導し、さらにその後も「ヤング的な時代」を後押ししてきた。そして、さまざまなブームが「ヤング中心」に展開するようになった。
そして、今、2005年。日本の人口ピラミッドは下のようになった。
【2005年】
70歳代■■■■■■■■■■■■(1169万人)
60歳代■■■■■■■■■■■■■■■■(1595万人)
50歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1898万人)
40歳代■■■■■■■■■■■■■■■■(1574万人)
30歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1854万人)
20歳代■■■■■■■■■■■■■■■■(1624万人)
10歳代■■■■■■■■■■■■■(1272万人)
それ以下■■■■■■■■■■■■(1161万人)
“団塊の世代”は50代になった。依然として圧倒的な人口層を誇っている彼らの口から、最近こんな言葉を聞くようになった。
「オレたち大人が、聴きたくなるような音楽は少ないし、見たくなるようなテレビ番組もない。ちょっと雰囲気のいい店を見つけても、若いヤツらが多くて落ち着けない」などなど……
ヤング中心のカルチャーを主導した彼ら“団塊の世代”が、皮肉と言えば皮肉なことに、そのヤング中心の状況に不服を唱え始めた。
そう、彼らは自分たちに合うものを、いま探し始めている。そんな彼らの動向と、このたびのNHK朝ドラの“史上最年長ヒロイン”の登場はまったく無関係ではないと僕は思っている。
彼ら“団塊の世代”は、視聴率的に無視できる層ではなく、そんなマジョリティな彼らが求めているものは、少なくとも「16〜7歳の女の子の話」ではなく、大人である自分たちにフィットしたものなのではないだろうか。
上のグラフを見てわかるように、“団塊の世代”とは対照的に、「20歳代/10歳代/それ以下」の“ヤング”の減少ぶりがいちじるしい。つまり、“少子化”であり、日本におけるヤング・マーケットの先細りを意味している。マーケットを人口という側面のみで見ることはできないけれど、たいへん重要な要素であることは否めない。
テレビのゴールデン枠なども、これまでヤング中心で展開してきたわけだけれども、今後ははたしてどうなるだろうか?
最後に、もう一度、1970年と2005年の人口グラフを比較したい。
日本の世代別人口
【1970年】
70歳代■■■(340万人)
60歳代■■■■■■■(671万人)
50歳代■■■■■■■■■(923万人)
40歳代■■■■■■■■■■■■■(1322万人)
30歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■(1658万人)
20歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1975万人)
10歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■(1692万人)
それ以下■■■■■■■■■■■■■■■■■(1697万人)
【2005年】
70歳代■■■■■■■■■■■■(1169万人)
60歳代■■■■■■■■■■■■■■■■(1595万人)
50歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1898万人)
40歳代■■■■■■■■■■■■■■■■(1574万人)
30歳代■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1854万人)
20歳代■■■■■■■■■■■■■■■■(1624万人)
10歳代■■■■■■■■■■■■■(1272万人)
それ以下■■■■■■■■■■■■(1161万人)
この35年の間に、日本はその姿をすっかり変えた。
「ヤング中心」で動いていた日本がこれからどう展開するか、とても興味がある。
人気blogランキングに参加しています
2005年07月26日
『OYAZI BATTLE(オヤジ・バトル)』に行ってきた!
★★★★★オヤジ通信(vol.4)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムを開始しました。きょうで4回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
オヤジ通信(vol.1)でご紹介した『OYAZI BATTLE(オヤジ・バトル)』──35歳以上の“オヤジ”たちが、総合格闘技やキックボクシングで戦うアマチュア格闘技大会の7回目が、きょう東京・後楽園ホールで開催された。観戦してきた! 感動した! オヤジたち、やるじゃないか!
40歳のコンピュータプログラマーがノックアウトを決めたり、42歳の会社社長が締め技で相手を落としたり……。
各選手への熱い応援も素晴らしかった。
また、エキシビションとして、K-1グランプリ初代王者ブランコ・シカティック50歳の勇姿も拝ませたいただいた。
さらには、“キックの鉄人”藤原敏男57歳の、いまだ鍛錬をおこたらぬ心身のオーラも浴びてきた。
僕は、帰宅するなり公園へと向かった。もちろん、トレーニングのためだ。「きょうから鍛えよ!」と、彼らオヤジ戦士たちに言われたからだ!(←幻聴〈笑〉)
1時間ほど体を動かした。
軽い熱中症……。
今後のトレーニング方法を、早くも再考することにした。(←バカ〈笑〉)
人気blogランキングに参加しています
40歳未満お断りのバー『BAR AOYAMA R40』
★★★★★オヤジ通信(vol.3)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムを開始しました。きょうで3回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
「ついに現れたか!」と思ってしまった。
東京・南青山に、客を40歳以上に限定したバーがオープンした。その名は『BAR AOYAMA R40』。正真正銘、オヤジたちのためのバーだ。
登録制で、指紋認証によって入店できる仕組みとなっているそうだ。
店内の音楽は、ビートルズや井上陽水などが、CDではなくレコードならではのぬくもりを帯びて流れ、またカウンターには懐かしい酒が並び、レトロな雰囲気をかもしだしているという(読売新聞7月2日付)。
新聞には、共同経営者のひとりで、広告会社社長の長井和子さん(57)のコメントが載っていた──
「大人が楽しめるとうたっている店でも、若い客ばかりで失望することが多かった。ならば自分たちで作ろうと思った」
じつは、長井さんの「57歳」というトシには、たいへん深い意味がある。
いわゆる“団塊の世代”とは、1947〜49年生まれがコアとなっているのだけれど、そのコアのど真ん中1948年生まれが「57歳」なのだ。
この世代は、戦後日本のありとあらゆるニューウェイヴを築いてきた人たちで、他人から何か与えられるのを待つタイプではなく、自分たちの求めるものは自ら創ってしまう“開拓者集団”のようなもの。長井さんのコメントには、その気質がありありと表れている。
僕は、“団塊の世代”の下の世代で、いわゆる“三無主義(無気力・無責任・無関心)”と言われた世代に属していて(苦笑)、“団塊の世代”から「おまえらって、ほんっとに何もやらねーよな!」と小馬鹿にされて育ってきた。しかも、彼らからそう批判されるたびに「そーですね」と、反発することなくストレーーーーーートに認めてきた(苦爆笑)。
とにかく“団塊オヤジ&オバン”というのは鼻息が荒い。
この前も、僕の知っている映像ディレクター(団塊の世代)がこんなことを言っていた──
「俺たちが老人になったら、“老人”という概念をすっかり変えてやるからな。“トシをとるって楽しいもんね”ってな。フッフッフッフ!」
彼の言葉には、不気味とも言えるほどの真実味が漂っていた。
40歳未満お断りのバー『R40』の出現も、その予兆のように僕には感じられた。
「若いヤツは入れないよ!」と言って憚(はばか)らない、毅然たる態度。僕のような“三無主義”世代はヘロヘロしているので、とってもできましぇーーん(汗)。
ところで僕はR40を満たしているので、近いうちに『R40』を探検してこようと思っている。
その時は、ご報告します!
人気blogランキングに参加しています
一ノ矢充(いちのや みつる)という人
★★★★★オヤジ通信(vol.2)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムを開始しました。きょうで2回目。オヤジでない人も、ぜひご覧ください↓
朝日新聞(6月30日付)の『ひと』というコラムに「一ノ矢充(いちのや みつる)」という人がクローズアップされていた。
この人物に心当たりがあるだろうか?
おそらくほとんどの人の答えが「NO」だろう。
新聞の見出しはこう掲げられている──「昭和以降の力士で最高齢タイに並んだ東序二段二十五枚目」
来る7月10日からの名古屋場所を、44歳で迎える“オヤジ力士”一ノ矢だ。
僕は数年前にこの力士のドキュメンタリーをテレビで見て、以来とても気になるオヤジとして記憶していた。
そして、ついに最高齢タイになったのかと、今はただ感慨ひとしおだ。
一ノ矢という力士を知るには、彼の年齢とともに、彼の番付にも目を向けるべきだろう。
「序二段二十五枚目」……この位が、力士ランキングでどの辺に位置しているか、頂点の「横綱」からズラーッと並べてみよう(名古屋場所・参照)。
【幕内】
横綱
大関
関脇
小結
前頭筆頭
前頭二枚目
前頭三枚目
前頭四枚目
前頭五枚目
前頭六枚目
前頭七枚目
前頭八枚目
前頭九枚目
前頭十枚目
前頭十一枚目
前頭十二枚目
前頭十三枚目
前頭十四枚目
前頭十五枚目
前頭十六枚目
前頭十七枚目 ※テレビや新聞で、つねに話題になるのは
この辺りから上だろう。
───────────────────────────
【十両】 ※東西それぞれ14人の十両が序列をなす。
十両筆頭
十両二枚目
十両三枚目
…
…
…
十両十二枚目
十両十三枚目
十両十四枚目 ※ここから上が「関取」と呼ばれる人々で
給料が出て、付き人もつく。
───────────────────────────
【幕下】 ※東西それぞれ20人の幕下が序列をなす。
幕下一枚目
…
…
…
…
…
幕下二十枚目
───────────────────────────
【三段目】 ※東西それぞれに、100人もの三段目!
三段目一枚目
…
…
…
…
…
…
…
…
三段目百枚目
───────────────────────────
【序二段】 ※東西それぞれに、130人もの序二段!
序二段一枚目
…
…
序二段二十五枚目 ※そして、ここに「一ノ矢 充」が!
…
…
…
…
…
…
序二段百三十三枚目
───────────────────────────
【序の口】 ※さらに序列は続く……
序の口一枚目
…
…
…
…
以上のような、気が遠くなるほどの長大な序列をなして、力の世界がいとなまれている。それが相撲だ。
相撲の世界というのは番付がすべてだ。ぶっちゃけ、番付が上の力士のほうが偉い。年齢や入門時期などまったく関係ない。番付が下なら、弟力士の付き人だってやらなければならない。
さて、一の矢はいま、横綱から下に数えてざっと180番目くらいに位置していることになる。
彼は44歳というベテラン力士にもかかわらず、相撲界のしきたりどおり、序二段クラスの“半人前”力士と同程度の扱いしかされない。
しかし、一の矢本人はいっこうにめげる様子はない。彼はひたすら相撲を取りつづける。なぜか?
それは、相撲が好きだから。
生まれ育った鹿児島県徳之島では、相撲が数少ない娯楽のひとつだった。彼は相撲にのめり込んだ。大学選びも、国立大で相撲部のある東大か京大を志したのだけれど、浪人した際の実家への負担を考え、琉球大学(理学部物理学科)に現役合格。そして、彼はたったひとりで相撲部の創設に奔走。
卒業後は、当てもないまま押し掛け入門という形で、力士となった。さらに言えば、入門当時、すでに部屋で最年長、しかも身長が足りず8ヶ月間の居候生活ののち、新弟子検査はお情け合格というエピソードを刻んでいる。
それほどに相撲が好きなのだ。
しかし、「好きだ」というだけで、相撲を取り続けることができる世界ではない。
ガチガチの番付主義、実力オンリーの世界にあって、トシをとり成績が低迷する力士を黙って見過ごすほど部屋はのんきではない──普通は。引退を勧告されるものなのだ──普通は。
ところが、ここに、救いの神がいた。
一ノ矢の師匠である、高砂親方(元大関・朝潮)である。
僕の見たドキュメンタリーの中で、高砂親方はインタビューに応えて、こんなことを語っていた。
「(あのトシで問題がないわけではないが)一ノ矢には、好きなだけ相撲をやらせてあげたいんだよ」
高砂親方という人は、豪放にしてユーモラスな力士として現役(大関・朝潮)時代からたいへん人気があったけれど、そのまま今も大らかで温かみのある人柄で、一ノ矢を見守っているように思えた。
「好きなだけ相撲をやらせてあげたい」……この言葉を引き出した一ノ矢の“相撲馬鹿”もあっぱれだけれど、この言葉を公にする高砂親方の“相撲馬鹿”もあっぱれだと思った。
高砂部屋といえば、今をときめく朝青龍がいる。
横綱・朝青龍、24歳。
序二段二十五枚目・一ノ矢、45歳。
奇しくも同部屋。
どちらも相撲の真っ只中にいる……。
朝日新聞の『ひと』欄は、一ノ矢に関して次のようにくくっている──
『30歳の時の東三段目六枚目が最高位だが、それも14年前。「ベンチプレスをしても昔の半分しか上がらない」。焦りが見えないのは、相撲の奥深さに気付いたからだ。「強さ」は筋力でなく古武道などに通じる合理的な動きの中にこそあると確信する。「非科学的と言われるけれど、その科学性を証明するのが俺の仕事。強くなる可能性があるうちは辞めません」
一ノ矢は相撲が好きだから、今もなお相撲を取り続けている。
でもそれ以上に、今の自分より強くなれると信じているから、相撲を取っている。
“オヤジ力士”一ノ矢、がんばれ!
人気blogランキングに参加しています
『OYAZI BATTLE(オヤジ・バトル)』を見に行くぞ!
★★★★★オヤジ通信(vol.1)★★★★★
オヤジたちのさまざまなニュースを紹介する、不定期コラムを開始します。題して『オヤジ通信』(まんま〈笑〉)。ぜひ、ご覧ください↓
朝日新聞(6月14日付)で、『熱いぜ オヤジ・バトル』という見出しの興味深い記事を見つけた。
記事によると──
『35歳以上の「オヤジ」が、総合格闘技やキックボクシングで戦うアマチュア格闘技大会が隠れた人気を博している。その名も「OYAZI BATTLE(オヤジ・バトル)」。3年目を迎えた7回目の今回は、K-1の初代王者ブランコ・シカティック(50)ら、すごいオヤジたちを東京・後楽園ホールに迎えて7月18日に「WORLD OYAZI BATTLE」を開く』
ほお、こんなアマチュア格闘技大会があったとは知らなかった。オヤジたち、頑張っているじゃないか!
僕は、第1回「K-1グランプリ」(93年)をナマ観戦しているのだけれど、この大会は波乱だらけだった。本命視されていたピーター・アーツがいきなり初戦敗退、そして当時は両者ともに無名扱いのブランコ・シカティックとアーネスト・ホーストが勝ち上がっての決戦。その後のK-1史に君臨することになるホーストを、シカティックが撃沈。ホーストが失神するという壮絶な対戦だった。
あのシカティックが“50歳のオヤジ・ファイター”となって来日するのか……。
記事の抜粋をもう少し読んでみよう──
『大会のコンセプトは「オヤジのオヤジによるオヤジのための格闘技大会」。選手は35歳以上で、次の日に仕事があることも考え、ダメージの少ない特注のグローブを使っている』とのこと。
「オヤジのオヤジによるオヤジのための格闘技大会」か。最近、世の隅に追いやられていた感のあるオヤジたちが、自分のフィールドを自分なりに見出そうとしている──そんな気配を含んだ言葉だ。
「次の日に仕事があることも考え……」というところが、何とも泣かせるじゃないか。バトルの翌日はきっと「イテテッ」とうなりながら、オヤジたちはいつもの仕事に戻るのだろう。きっと最高の表情に違いない。
リングの上だけでなく、リングを降りてからのオヤジたちを想像しながら、僕は彼らを見に行き、精一杯応援したいと思っている。(←ヘッヘッヘ、チケットは入手済みだもんね!)
大会を運営する市瀬猛さん(37)は、長野県高森町で格闘技用品店「ファイティングワールド」を経営するかたわら、空手道場を開いている。
格闘技ブームにともなって、その市瀬さんの道場で子供と一緒に空手を始めるお父さんが増え、そのお父さんたちの大会を開いたのがそもそもの始まり。
さらに、記事を読み進む──
『(そのお父さんたちによる大会は)試合の見た目はあまり良くない。不格好ですらあるが、家族や会社の同僚が共感して、応援する大会は盛り上がった。
それを全国大会でやろうとしたのが「OYAZI BATTLE」だ。が、東京・下北沢で開いた1回目は選手を募集しても集まらない。なんとか開いた大会の観客は13人。大赤字だった。』
ところが、参加したオヤジたちを中心にジワジワ盛り上がり、第2回、第3回……と開かれ、3年の歳月を経てついに今回の7回目へと至る。そしてこのたびの大会には、ブランコ・シカティックや藤原敏男ら、往年のプロ格闘家も特別参加する。
その正式タイトルは『WORLD OYAZI BATTLE〜SAMURAI RETURN〜』
オヤジたち、ファイトだ! 僕も応援しに行く!
人気blogランキングに参加しています




