2005年09月17日

ジャニーズと早大が手を組んだ!?


毎日新聞(9月16日付)の記事を読みながら、「へええ、これは面白いかもしれないぞ」と思った。『ジャニーズ事務所早大演劇博物館が連携』という見出しで報じられている内容は、次のようなものだ──

ジャニーズ事務所早稲田大学演劇博物館が連携して、今年12月、東京グローブ座で早大の学生による演劇公演を行う、と16日発表した。プロジェクトの発案者は、ジャニーズ事務所顧問の小杉理宇造氏。「@ザ・グローブ・プロジェクト」と名付けた計画で、次世代の演劇界を担う才能を早大から発掘、プロのバックアップのもとで作品を作り上げる。脚本、演出などスタッフ部門からキャストまですべてを、早大で公募中』とのことだ。

これはいわば、いま流行りの“産学連携”ということになるのであろう。
ところで「東京グローブ座」というのは、1988年にシェ−クスピア作品の普及を目的にオープンした劇場で、その意味では(近代)演劇の原点を見つめる場所と言えなくもなかったのだけれど、その後経営難におちいり、一時休館ののちに02年からジャニーズ事務所の経営下に収まっている。
僕は昔ここでシェークスピアものを1本と、モダン・バレエを見た記憶があって、その頃と今の「東京グローブ座」の様変わりには、それなりに感慨深いものがある。

さて、ジャニーズと早大のコラボ演劇は、次のようなスケジュールで進むそうだ──

『脚本部門はすでに15本前後集まっており、今月26日に決定し、演出家・キャストは10月上旬にオーディション予定。作品は12月3、4日に公演する。プロジェクトは3年間継続する予定』

ほお、脚本はすでに集まっているのか……。
じつは、僕がたいへん興味をもっているのが、この脚本だ。どのような内容のものになるのか──たとえば、主役(たぶん男)がどのような人物像(ヒーロー象、アイドル像?)を打ち出すのか──ジャニーズがバックアップする芝居である限りは、「男」の描き方にはそれなりの戦略をもっているに違いない。
早大生による(公募)演劇という試みの中に、これまでのジャニーズのタレント・システムとは異なる狙いがあると思うのだけれど、それがどのようなものなのか? じつに興味深い。

早稲田大学演劇博物館・館長の竹本幹夫氏は「学生が収支の面まで含めて演劇の現場にかかわるのは、人材の育成につながり、大変、有意義なことだ」と話している。
脚本、演出家、キャスト、スタッフなどの審査選考には、早大文学部の教授やジャニーズ事務所の俳優・岡本健一さんらが当たる。

なお、一部の報道で『(この新作舞台に)ジャニーズ事務所のタレントが主演する』というニュアンスの記述があったのだけれど、どうもはっきりしないので、これからの詳報を待つことにしたい。


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Posted by love40 at 17:42Comments(4)TrackBack(0)